北海道道央地区勤労者山岳連盟の山の情報のページです。

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山の情報

義経岩 クライミング自粛解除のお知らせ

義経岩でのクライミングについて自粛をお願いしておりましたが、2025年11月18日をもちまして、当団体からの自粛要請を解除いたします。
北海道フリークライミング協会(HFA)およびクライマー有志数名で組織した任意団体メンバーは洞爺湖クライミングクラブ様と共同で、洞爺湖町役場と協議を行い、以下の確認を得ました。

協議概要

     
  • 義経岩でのクライミングについて、洞爺湖町として制限する立場にはなく、現時点で問題はない。
  •  
  • アプローチ道の補修については、砂利流出などにより周辺に影響が出ないよう、下部集落の2軒の民家へ十分配慮し、意見を確認しながら進めること。

以上を踏まえ、義経岩でのクライミングは引き続き可能ですが、地域との良好な関係維持のため、下記の注意事項を厳守いただきますようお願いいたします。

     
  • 混雑時の駐車について
  • 春・秋のハイシーズン(特に土日祝)は駐車場が大変混雑します。できる限り乗り合わせにご協力ください。  湖岸道路の駐車方法については下記案内をご確認ください。  ※今後の町との協議により変更となる可能性があります。 →Facebook 【北海道、札幌クライマーの連絡用】  
  • 大声・叫び声の禁止
  • クライミング中の叫び声が集落に反響し、苦情が寄せられています。登攀成功時も声は控えめにお願いいたします。
  • 火気厳禁・喫煙ルールの徹底
  • タバコに関する苦情が複数回発生しています。喫煙は必ず車内でお願いします。
     また、焚火跡が確認されていますが、山火事の危険性があり、絶対に行わないでください。
  • 事故防止の徹底
  • ビレイミスを含むグラウンドフォール事故が複数発生しています。
     事故により救助要請が発生した場合、地域に不安が広がり、再び登攀禁止となる可能性があります。
     安全確認と慎重な行動をお願いいたします。

最後に

義経岩は地元住民の皆さまの理解と協力のもと利用できている場所です。 「人様の土地にお世話になっている」という意識を忘れず、地域と共存しながら、安心・安全にクライミングを楽しんでいきましょう。


義経岩 登攀自粛のお願い

現在、義経岩へのアプローチ道修繕に関して、北海道フリークライミング協会(HFA)およびクライマー有志数名で任意団体を組織し、洞爺湖町役場の方々と協議を進めております。

そのような折、9月21日(日)に洞爺湖町のパトロール担当者より、義経岩での登攀許可について確認の声かけがありました。
このような経緯に至った背景としては、以下のような複数の要因が関係していると考えられます。

     
  • 地権者から明確な登攀許可を得ていないこと
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  • クライマーの大きな声や掛け声などによる地域住民への影響
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  • くわえタバコなど、火災の危険につながる行為
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  • 事故発生時の救急要請などによる地域の不安
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  • 地元の方々との十分なコミュニケーション体制が築けていなかったこと
義経岩の岩場は財務省、アプローチ道は洞爺湖町が地権者となっております。
現時点では正式な立ち入り禁止措置は取られておりませんが、行政との協議は難しい局面にあります。
このため、当面の間、義経岩でのクライミングを控えていただくようお願い申し上げます。

このお願いは個人の要望ではなく、任意団体メンバーによる協議の上での結論です。
強制力のあるものではありませんが、将来にわたって義経岩を安全かつ円満に利用していくための重要な判断として、ご理解とご協力をお願いいたします。

現在確認されている行政側の見解は以下の通りです。
     
  • 洞爺湖町としては「登攀禁止」を明言する立場ではないが、本音としては立ち入りを控えてほしい。
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  • 過去に救急搬送を要する事故も確認されており、できればクライミングは行ってほしくない。
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  • 許可を得ずに登攀している現状は大変遺憾である。
  • (以上、洞爺湖町職員の方からのご指摘)

     
  • 財務省は、義経岩でのクライミングについて「許可も禁止もしていない」という立場。
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  • 現在、洞爺湖町役場の方々と登攀許可等の認識を整理し、正式なご挨拶の機会を準備中。
また、今後も町のパトロールが現地を訪れる可能性があります。
その際には、現状の情報を一方的に主張したり、感情的な対応をされないよう、何卒ご配慮をお願いいたします。

大変心苦しいお願いではございますが、将来にわたる義経岩の安定的な利用と、地域社会への信頼関係の構築のため、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

(北海道フリークライミング協会(HFA)およびクライマー有志)

小樽赤岩峠トイレ建て替え工事による駐車場利用について

小樽赤岩利用のクライマーの方々へ
2025年8月19日〜10月31日の期間、赤岩トイレの汲み取り解体&建て替え工事が実施されます。期間中ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

工事請負業者:小杉建設(担当者:藤本様)

     
  1. 利用が制限される駐車場
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    • お地蔵さん横の駐車スペースが資材置き場&仮設物置のため制限されます
    •  
    • 平日は工事車両のUターンスペースのため、祝津方面へ向かう林道の縦列駐車スペースの駐車はご遠慮ください(土日はOK)
     
  2. 期間中利用上のお願い
    •  
    • 駐車する時は車のフロントガラスに連絡先を記載した紙を置いてください
    •  
    • 大きな行事がある時は、小杉建設担当者に連絡を取ることになっていますので事前に下記のメールアドレスまでご連絡ください。

【問い合わせ先】
道央地区勤労者山岳連盟事務局長 松村智弘
mail:ranchan8823@gmail.com

室蘭岳 中島コース(ダンパラスキー場)の登山口一時閉鎖

・期間:2025年9月5〜7日終日
・ダンパラスキー場に向かう室蘭市市道が通行止めなります。
・9/6に開催される 室蘭満天花火大会の準備、跡かたずけのため。
但し 登山道は、通行止めにはなりませんので、他の登山口からの登山は出来ます。

Wintert Climbers Meeting 17


・Wintert Climbers Meeting 17

ウインター・クライマーズ・ミーティングとは、馬目弘仁氏や横山勝丘氏らが「国内のアルパインクライマーとの交流を通じて、実際にロープを結びあってクライミングをすることにより、より有意義な交流を目指すこと」を合言葉に始めて今年で17回目となります。北海道では、2009年以来の2回目の開催となります。
2024年に「北海道海外登山研究会」で馬目弘仁氏を講師にお呼びした際に、北大WVOB小林氏と旭川山岳会宇野氏で今回の話が持ちあがり北海道で開催するに至りました。
北海道道央地区勤労者山岳連盟もウインター・クライマーズ・ミーティング開催の趣旨に賛同し協賛金を支出しています。
また、札幌中央勤労者山岳会から1名、札幌北稜クラブから4名が参加しました。
・実施日:2025年2月22日〜23日
・場 所:上ホロカメトック山
・参加者:全国・道内のクライマー22名
・登 攀:上ホロ正面壁・コップ状、・三段リッヂ、・フィンガーファイブ、・チムニー、・チムニーダイレクト、・八手岩北東面、・化け物岩、登攀倶楽部新宮 の8ルート


入山前のミーティング

アプローチ


チムニールート1Pを登る(左)と取り付き尾根正面ダイレクトルートを登る(右)

取付尾根 正面ダイレクト

チムニールート2Pのチムニーセクションを登る
馬目弘仁

チムニールート

正面壁左ク―ロアールルート1ピッチ目

化け物岩新宮ルート

上ホロカメットク山山頂にて

【参加者の感想】
道外のクライマーとなかなか交流する機会がない自分にとっては刺激満載の2日間でした。どの参加者も楽しそうにカミホロの壁に向かい心底楽しそうに登っている姿も印象的でした。夜の懇親会も含めて貴重な経験をさせて頂きました。運営を担当された方々、ありがとうございました。(T・O)

参加手伝いして感じたこと 北海道らしい寒さの中、同じ冬壁に向かうことを通して、住む場所も経験値も異なるメンバーがつながれる素敵な機会でした。 参加者の皆さんはオープンな雰囲気で接しやすく、たくさんのいい刺激をもらうことができました。(J・S)

WCMに初参加の私にとっては、刺激的で充実した2日間だった。初対面でロープを繋ぐ人もいて、お互いのスタイルには共通認識や、もちろん細かな違いもあり、大変参考になった。特に日本を代表するクライマーの方たちと寝食を共にする機会は貴重であり、その運営に微力ながら協力できて、とても良い経験となった。(H・H)

道外参加者は、ほとんどの方がカミホロが初めてだと思いますが、プアなプロテクションや除雪に苦しめられながらも、しっかりとトップアウトしたようで、やはり強かったです。 本州の壁と比べるとピッチ数は劣りますが、気温も下がり、やや視界も悪かったため、カミホロ特有の気候、壁の感じを楽しんでもらえてよかったです。 夜の懇親会では、美味しいごはんと個性的な発表、当日の登攀の話などなど、盛り上がりました。(K・I)

音江山(深川市)でバックカントリーをされてる方へ


音江山にバックカントリーに行く時に地図上の赤丸あたりを駐車場だと思って車を停めている方がいます。
ここは私有地でバックカントリーをする人のための駐車スペースではありません。
所有者の方は毎年ここに車を停める方が多く大変迷惑されているそうです。
音江山へ行かれる時は無断でこの辺りに駐車しないようお願いいたします。

国土地理院地図より

空沼岳〜札幌岳の縦走路整備


札幌登山道整備連絡協議会(※)は、笹で覆われていた空沼岳〜札幌岳の縦走路を、6月23日から9月19日の延べ18日間かけて笹刈りをし、安全に登山を楽しめるように整備しました。
※札幌登山道整備連絡協議会:札幌登山道整備隊、北海道山岳・スポーツクライミング連盟(旧北海道山岳連盟)、札幌山岳連盟、日本山岳会北海道支部、日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT-J)、北海道山岳ガイド協会、山のトイレを考える会、道央地区勤労者山岳連盟

国立公園「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生!


令和6年6月25日(火)、国内で35か所目の国立公園として、「日高山脈襟裳十勝国立公園」が新たに指定されました。

樽前山登山道の一部通行止めについて


樽前山5合目ゲート〜東山コースを一部通行止め。
通行止期間2024年5月1日〜2024年11月末(予定)
※樽前山5合目ゲートについては、4月現在通行止となっている。
また、期間終了後も、道道141号線及び5合目ゲートは冬季通行止期間となり利用できない。
<胆振総合振興局>
https://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/186458.html)

小樽赤岩のトイレ建て替え要請


道央地区勤労者山岳連盟と北海道山岳連盟の連名で後志総合振興局宛に1,910筆(2023/11/14現在)の署名を提出。
小樽市赤岩峠のトイレ建て替えを求める署名(pdf 92KB)

赤岩の表示板の設置


後志総合振興局は、赤岩に道迷い防止のため表示板を13箇所設置しました。(2023/8/21)

  • 観音岩    〜保護柵に設置
  • トリコニー岩 〜保護柵に設置
  • 馬の背・ピナクルへの道 〜立ち木に固定
  • 4段テラス  〜保護策に設置
  • 子猫    〜立ち木に固定
  •      〜立ち木に固定
  • 馬の背   〜立ち木に固定
  • ピナクル  〜立ち木に固定
  • 東チムニー 〜保護策に設置
  • 東大壁   〜立ち木に固定
  • 胎内巡り@ 〜立ち木に固定
  • 胎内巡りA 〜立ち木に固定
  • 沼崎新道  〜立ち木に固定

小樽赤岩ルート整備概要


小樽赤岩ルート整備進行状況


大雪山国立公園での山行計画について2017